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08 本質を追求し続ける RHC MEN

08 本質を追求し続ける RHC MEN

RHC Journal

Posted on Aug 28.2023

RHC ロンハーマンに並ぶのは洋服だけではありません。シューズやサーフボードやウェットスーツなどのギアに至るまで、情熱を込めてセレクトしたアイテムがショップを彩ります。そんなRHCのメンズが大切にしている想いをご紹介します。


上・下/RHC ロンハーマンの各店舗では、BasicTシャツ、RHC別注ディッキーズのチノパン、RHC デニム、スウェットというRHCが特に大切にしている定番商品を必ず揃えています。

「RHCのメンズとしてはいつも“引き算”というものを大切にしています。例えば、ブランドさんとの別注アイテムを作るうえでは、一目でそのブランドのアイテムだとわかるものであればタグも必要ないかもしれない、と引き算をしていく意識です。足し算ではなく引き算をすることで浮き出てくる本質を大切にしています」

RHCのオリジナルブランドをはじめ、セレクトしたアイテムや、コラボレーションアイテムにも、その全てにこの引き算の意識があるのです。それはRHCスタートから10年経った今でも変わりません。時代性は背景にありつつも本質はまるで変わらないのです。RHCのメンズにおいて定番と言えるアイテムには、RHC デニム、BasicTシャツ、RHC別注ディッキーズのチノパンがありますが、ここにスウェットが新しく加わります。これらのアイテムにはRHCのメンズが大切にしている核の部分が全て現れていると言えます。

「本当の意味での定番。これは男の定番でもあります。これをかっこよく着こなせる人がかっこいい」

ずっと変わらない「定番」は、言い換えるならば、「本質」というワードにもなってきます。
RHCのバイイングをする上で、6つの大切にしているキーワードがあります。それが「スペックに特化したアイテム」「誰が見ても憧れを抱けるギア」「最高の日常着」「一つ一つに意味のあるコラボレーションアイテム」「ブランクのキャップ、Tシャツ、スウェット」「一生もののグラフィックTシャツ」……。RHCのメンズはこのRHCの原点とも言えるキーワードを表現しながらアイテムを展開しています。


カリフォルニアメイドの老舗サーフショーツブランド「バードウェル」とのコラボレーションアイテムは、波の上でも街中でも最高の履き心地です。


夏と冬、毎年2回に渡って行われるバイイング。そこでは新たなアイテムに出合うだけではなく、人との出会いから生まれることが多々あります。

「ブランドというよりも人。人との出会いが刺激と新しい発想を与えてくれます。度々訪れるロサンゼルスやサンディエゴにいるセンスのいい人たちに刺激をもらうことが重要な時間なんです」

10月にローンチする新しいブランドは、カリフォルニアのサーフシーンの中心人物の一人、デボン・ハワードと一緒につくりあげました。人との繋がりから生まれるものを信じるという思想は、「モノではなく、カルチャーをつくる」というRHCのフィロソフィーの中にもあることなのです。

「RHCのカルチャーをつくりあげよう! とは、スタッフ全員が大事にしている想い。RHCが伝えたい、つくりたいのはカルチャー。ファッションではなくてスタイル、そして、流行ではなくて信頼なんです。そんなことをRHCの商品を通して感じてもらえたら嬉しいです。洋服もギアも全て本物が並ぶ空間で、本当に必要なものが揃っているスペシャリティストアでありたいと願っています」

10周年のイベントの際には、RHCで取り扱うサーフボードを作る素晴らしいサーファーでありクラフツマンたちが集うファクトリー「ラミネーション・サンディエゴ」のメンバー5人が来日し、みなとみらい店にてライブでサーフボードのシェイピングを披露してくれました。ここにも、カルチャーをつくりたいというRHCの想いが現れていたと思います。



左上/シルエットはもちろん上質な肌触りにも徹底的にこだわった新しいスウェットのラインナップ。左下/サーファーたちを魅了し続ける「グリノーフィン」他、サーフアイテムもラインナップ。右上/洋服だけではなくRHCならではのスタイルとカルチャーを表現した空間づくりは欠かせません。右下/定番商品のほかにも各店舗ごとに異なる個性でセレクトしたアイテムが並びます。


7月からスタートしているRHCの2023FW では「ビルド・アイコンズ」というテーマを掲げました。

「10年歩み続けたRHCが、次の10年に向けて成長するためにはアイコンをさらにつくり上げていかないといけないという思いでこのテーマをつくりました」

「ビルド・アイコンズ」をテーマにしたアイテムの象徴として、新しいスウェットコレクションが加わります。このベーシックなスウェットがRHCにとっての次なるアイコンになるはずです。この“アイコン”というキーワードは、全てのスタッフに言えることだ考えています。

「それぞれのアイテムやイベントでも表現できるのですが、RHCに関わるスタッフの一人一人がアイコンになることが大事。“アイコンになる”という意識があることで、お客様の憧れになっていくと思うのです」

RHCが大切にしているのはやはり人との出会いであり、アイテムをお客様に手に取っていただくためにも人の力が重要なのです。大切にしていることであり、私たちの強みでもあります。

「RHCの魅力は人にこそあると思います。みんな熱くて、個性的。人柄が最高なスタッフばかりです。お店に行くといろんな個性に出会えると思いますので、ぜひショップスタッフたちとの会話を楽しんでいただけたらと思います」

人との出会いの中から見つけ、時間をかけて作りあげた、思いが詰まったアイテムが並ぶショップにお越しいただき、アイテムたちと共にスタッフたちにも会いにきてください。


海の目の前に位置し、心地いい海風が吹く七里ヶ浜店をはじめ、全国各店舗のRHC ロンハーマンにて個性豊かなスタッフたちが皆さまのお越しをお待ちしています。

text:Takuro Watanabe / photo:Eriko Kaji

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