今年で10周年を迎えるRHC ロンハーマン 。オープン当初から掲げている “心地よいカリフォルニアのカルチャーを感じるウェア。 日常に寄り添う、上質でこだわりのあるスタンダードなアイテム。” を 今季はより濃くキッズセクションでも体現していきます。
RHC ロンハーマンみなとみらい店のキッズコーナー。
子どもにとってのファッションにおいて大切なことは何か? と考えた時に、毎日の子どもたちの笑顔に寄り添う日常着こそが必要なのだと私たちは考えました。それが上質でこだわりがあるアイテムであれば、とても素敵なことだと思うのです。
そして、「心で感じる感情と肌で触れる感触」も大切にしています。ファッションにおける環境問題への取り組みも、もちろん大切なことですが、子どもたち自身が着ていて嬉しくなったり笑顔になれるものや、素材の気持ちよさを知って、毎日袖を通したくなってしまうものこそが、毎日の笑顔を生むのだと信じています。
RHC10周年を記念してリリースしたTシャツは全10色。
シーズンごとのテーマに沿ったTシャツを展開。
「親が見たときに子どもに着せたいと思えるものも意識しますが、何よりも子どもたちが見て、欲しいと思ってくれるようにという事も意識しています。例えばオーガニックコットンという素材にしても、それがオーガニックなのかどうかよりも子どもがシンプルに気持ちいいからと思ってくれることこそが重要だと思うのです。また、サステナブルという概念についても、可愛いいから、かっこいいからずっと着たいと思ってくれることのほうが大切なんです。大人になって振り返った時に、『この服、子どもの頃にずっと着ていて思い出が詰まっているから捨てられないな』と思ってくれるものの一つでも、RHCのアイテムだったら嬉しいですね」
RHCにおいてメンズセクションは「最高の日常着」。ウィメンズセクションは「自分のスタイルを持ったもの」という普遍的なテーマをそれぞれ掲げています。家族をイメージしたときに、その二人の間に入っても調和が生まれるようなスタイルをキッズセクションでは提案し続けています。
「オリジナル、コラボレーション、セレクト、そのどのアイテムも子どもが着やすくて、なおかつ大人もかっこいいと思えるものであればと思っています。心地よいカリフォルニアのカルチャーを感じるウェアであり、日常に寄り添う、上質でこだわりのあるスタンダードなアイテムこそがRHCらしさだと思います」
左・中/ラゾーナ川崎プラザにて開催されたイベントの様子。右/RHC ロンハーマン名古屋店で開催されたビンテージレコードに子どもたち自身がデコレーションするワークショップの様子。
キッズセクションではイベントやワークショップを定期的に開催しています。先日は川崎店のあるラゾーナ川崎プラザにて子ども向けのワークショップとして、使い古したTシャツをトートバッグにリメイクするワークショップや、スケートボードのミニランプを制作し、スケートボード体験を行いました。
「スケートボードは象徴的なことですが、とにかく楽しんでやることがチャレンジになると思います。その一歩を踏み出すきっかけをつくるのもRHCの役割なのだと考えています」
RHCが大切にしている、ファッションだけではなくカルチャーを伝えるということをイベントで立体的に感じていただけたら嬉しいです。イベント会場には子どもたちの笑顔が溢れていました。
「『遊園地に行こうみたいなノリでRHCに行こう! ってうちの子が言うんですよ』という言葉をよくいただきます。それこそ、私たちが目指していることなのです。RHCのショップに行けば遊んでくれるお姉さんがいるとか、店が広くて気持ちいいなとか感じていただき、安心して楽しく過ごしていただきたいですね。買い物に行こう、ではなく店に遊びに行こうと思ってもらうことが何よりの喜びです。
休みの日には、ご家族揃ってRHCに“遊びに”来ていただけたらうれしいです。昔のデパートの屋上の空気感や、アメリカのクラシックな遊園地のような胸がワクワクして楽しい空間。そんな存在になりたいと願っています。
RHC ロンハーマンの各店舗には、子どもたちが楽しい時間を過ごせるようにと絵本&お絵かきコーナーを設置。
text : Takuro Watanabe / photo : Eriko Kaji
Journal
13 The Best of Everyday Life
RHC Journal
Posted on Oct 17.2023
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