今シーズン、STATE OF ESCAPEはアーティストのTaína Larot（タイナ・ラロット）とタッグを組み、Taínaの自然に根差した作品「Untitled - Ocean Floor」のアートワークをプリントしたコラボレートコレクションをリリースしました。

Taína Larotは、アーティスト、クリエイティブプロデューサー、パフォーマーとして、サンフランシスコとニューヨークをベースに活躍しています。「束縛がアイデンティティを生み出す」という信念が、彼女のクリエイティビティの源です。また10 年以上にわたるティーチングアーティストとしての経験を生かし、若いクリエイターの生活を向上させることにも力を注いでいます。

Taínaの日々の暮らしと創作活動は、家族との時間とニューヨーク出身のファインアーティストであるパートナーとの旅で構成されています。さまざまな自然のランドスケープを訪ねることが大好きで、それが彼女のクリエイティブなプロセスを引き出しています。
また彼女は海辺と内陸の草原、人里離れた土地の静けさと混沌が同時に存在するベイエリアで幼少期を過ごしました。その中で記憶に残る印象的な風景でもある、コンゴの楽器や打楽器を演奏する父とその音に合わせて腰を左右に振り、お気に入りのサルサの曲を口ずさみながら、料理をする母のその音と感覚が、彼女をクリエイティブなフィールドに導きました。

「Untitled - Ocean Floor」は自然に根差した作品です。この作品のインスピレーションについて彼女はこう語ります。
「自然と海とともにあることは不可欠です。私のクリエイティブなテキスタイルの最大のインスピレーションは、自然とその多様な風景から来ているのです。この作品は私の中に流れるハワイの血筋と祖母のことを思い起こさせます。私たちは深海（Ocean Floors )と遠く離れていますが、どこかでつながっています。ハワイ諸島の大地と水、広大な音色からインスピレーションを受けました。陸と海の間の繊細かつ力強い会話のようなものですね。」

ニューヨークのアートセンター「KINOSAITO」がきっかけとなり、TaínaとSTATE OF ESCAPEのデザイナー、ブリジット・マガウアンは出会いました。互いに作品やブランドがどのようなインスピレーションに基づいているかに、深いつながりを感じてコラボレーションすることに。自然のアートワークを追求しながら、この地球をいかに探求するかが、どれほど魅力なのかを共有していると感じたのです。

静と動が両立した世界。静寂の中にも力強い生命力が宿る、色と色とが織りなすTaína LarotのアートワークをのせたSTATE OF ESCAPEの特別なアイテムをお楽しみください。

また2023年7月28日まで、RHC ロンハーマン川崎店ではTaína Larotのインスタレーションを開催しています。