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Joel Tudor

RHC Journal

Posted on Apr 12.2023

2023年RHC メンズから「THE HERO'S」と題して、特別にフォーカスした"人物"が5ヵ月に渡り登場します。残すところ2人となった「THE HERO'S」。今回登場する4人目の人物は、Joel Tudor(ジョエル・チューダー)。

カリフォルニア州サンディエゴ出身の彼は、父の影響で5歳からサーフィンを始めました。10歳の時にはロングボードのみにフォーカスし、14歳でプロに転向後、はやくも15歳で初優勝。1998年22歳のときにワールド・チャンピオンにも輝き、2004年には2度目のタイトルを獲得。サーフレジェンドのナット・ヤング(Nat Young)やシェイパーのドナルド・タカヤマ(Donald Takayama)から歴史とスタイルを修得したジョエルは90年代のネオ・クラシック・ムーブメントの立役者であり、ロングボード界のみならずサーフィン界を代表するカリスマ的存在です。その後コンテストツアーから離れながらも、2020年にはオーストラリアのヌーサで開催された「WSLロングボードツアー」で16年ぶりの優勝を果たし、45歳にして歴史的な3度目のワールド・チャンピオンとなりました。
また、1998年にカリフォルニアで最高のビルダー達によって仕上げられている自身の名前のついたサーフボードブランド、「Tudor Surfboards (チューダーサーフボード)」を設立し、2019年にはウェットスーツブランド「MOON WETSUITS(ムーンウェットスーツ)」を立ち上げ、話題を呼びました。
さらに、2021年夏に世界一のグラッサーとも言える名匠アレックス・ヴィラロボスをはじめとする世界トップクラスのビルダーだけを集めた、グラスファクトリー“ Lamination San Diego “(ラミネーション サンディエゴ)を新たに立ち上げました。
かつてジョエルが言っていた一言、「僕はいつかグラスファクトリーをオープンして僕たちにすべてを与えてくれたこの業界に恩返しをしたい」
その言葉を耳にし、サーフカルチャーを継ぐ次世代への彼の思いに共感しました。そして、今回Lamination San Diegoで働くビルダー達のワークウェアをDickiesの協力の元、特別に製作しました。

そんなLamination San Diegoのスペシャルアイテムが4月15日(土)よりRHC ロンハーマン・ロンハーマン「R」各店で発売いたします。
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彼にとって人生で最も大切しているのは健康と家族。またインターネットの情報を見て知った気になるよりも、外に出て実際に経験することを大切にしているという。今もなおスーパースターとしてシーンに君臨し続けているJoel Tudor。
4人目となるHERO'Sの登場です。

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